WEBブランディング､企業のブランディング戦略ならMDC

本案件は新たに法人を立ち上げ、輸入車販売事業を営む方に対する新規事業支援プロジェクトです。MDCでは
WEBサイト新規開発だけではなく、名刺・封筒類、看板類といったアプリケーション開発もご支援させていた
だきました。

自動車の再販ビジネスにとって「情報の鮮度」は売上をも左右しかねない重要な要素の１つであるといえます。
なぜならば、中古車マーケットにおいても、何となくネットサーフィンをして辿り着き、車種を特定すること
なくWEBサイトを閲覧するユーザーもいますが、購入したい車種をある程度特定している成約濃度が高いであ
ろうユーザーは予算や車種、グレード、装備などをシッカリと知りたい、といったサイト訪問への明確な目的
をもっており、そのニーズに応じた情報へスマートにナビゲートできるかどうかが成約数（コンバージョン率）
を大きく左右するからです。とりわけ本プロジェクトの事業ステージは新規事業の立ち上げ初期ですから、尚
更1つでもそれらへの配慮が欠けていることを理由に、機会損失を起こすわけにはいきません。ですので本案件
のWEBサイトの設計開発においては限られた予算・期間と葛藤しながら、機会損失が起きる可能性を最大限に
抑えるよう配慮して設計開発いたしました。

また公開後、クライアントサイドにて車輌情報の登録・更新作業を行っていただくためのCMS（コンテンツマ
ネジメントシステム）の使い勝手も重要な要素です。少々、専門的な話にはなりますが、例えば、投稿の度ごと
にHTMLのタグを調べるのは手間のかかる作業です。膨大な数の写真アップロードに関し、その度ごとに手作業
でリサイズの作業が必要となれば、作業担当者様の労力は計り知れなくなってしまいます。今回、これらの課題
を解決するため、CMSにはWordPressを採用いたしました。WordPressには「カスタムフィールド」と呼ばれる
投稿内容にデータ構造を独自に紐づける機能があります。

これらの機能と、WordPressの洗練されたインターフェースを組み合わせることにより、
・「年式や車検、走行距離といった車種固有情報の管理」
・「20枚の写真アップロード、及びそのリサイズ」
・「〈おすすめ車両〉などのピックアップ機能」
・「洗練されたGUI（グラフィカル・ユーザー・インターフェースの略）によるHTML形式での投稿」
上記の機能をWEBサイトにおいては実現しています。

事業スタートとともにWEBサイトもリリースとなり今日現在（2013年2月末現在）オフィシャルリリースより
約2ヶ月が経過しましたが車輌も順調に販売されクライアントの事業そのものも一定の軌道に乗りつつあります。